カリキュラム
ニーズに合わせたカリキュラムをご提案

自分のための学びの場
①スイッチ学習 …「学習モード」への切り替え

TOS高等学院では、登校してきた生徒はまず計算ドリルと漢字の学習に取り組みます。
これは計算力を高めたり漢字を覚えることそのものが目的というよりも、「ここでは勉強をするんだ」という意識を身体に覚えてもらうことを意図したものです。
学習習慣の確立は、「今から勉強をするぞ」という“モード変更”のためのスイッチを作ることからです。「勉強しなきゃ」とアタマの中で思うだけでは、人はなかなかスマホから手を離すことができません。
アタマで思うだけでは身体のモードは変わらないからです。「学習モード」への切り替えのためのスイッチを作るための学習、それが「スイッチ学習」です。
②集中読書 …学力の基盤は「集中力」
TOS高等学院には「集中読書」の時間があります。15分間、集中して活字の本を読むという時間です。
本を読むことには様々な効果がありますが、ここでは、短い時間、1冊の本を集中して読むという習慣を作ることで、生徒の集中力を向上させることを目指します。読むものは、活字の本であればなんでも構いません。家から持ってきてくれても良いですし、教室の本棚からその日読むものを選んでくれても良いです。
電子書籍などの活用も推奨しています。生徒さんの特性によっては一人で本を読めないというケースもあるかと思います。その場合は、スタッフが隣で読み聞かせるなどの対応もできます。

TOS高等学院の時間割(例)
◆ 午前

← 左右にスクロール →
◆ 午後

← 左右にスクロール →

高校2年生で文系の大学に進学予定のAさんは10時に登校してまずスイッチ学習に取り組み、英語、数学、日本史の学習を進めます。午後からは他の生徒と一緒に集団活動に参加します。集団活動の内容は日によって変わりますが、みんなでゲームをしたり、あるテーマについて話し合ったりして、コミュニケーションの経験を増やしていくものです。

フリースクール中1のBさんは、毎日教室に通って学習習慣を作ることが目標です。登校時間も少し遅めの11時になっています。国語が得意なので集団活動の後に数学をやる以外は国語の時間が多いです。読書も好きなので、集中読書の時間が2回あります。

高1のCさんは、理系の大学を目指しています。勉強は得意なので他の生徒よりも学習の時間が長いです。逆に、集団が苦手なので、集団活動には参加しません。十分に集中力があり、家でも本は読むので集中読書の時間は特別に無しになっています。
その他、TOSでできること
情報教育
Wi-Fiの完備された教室の環境を活かして、基本的なパソコン操作などの訓練を行うことができます。
芸術鑑賞(映画・音楽・美術など)
日常生活を離れた場所で芸術に触れることは、お子さんの感性や価値観を広げるきっかけになります。
農業体験
自然と触れ合う体験は、お子さんの身体感覚を研ぎ澄ませることにつながります。
様々な集団活動
TRPGやテーブルゲームなどを通して、仲間と楽しく触れ合いながら、コミュニケーションの訓練を積むことができます。
~その他にも、生徒さんの要望を取り入れた活動を考えていきます~
お子さまに合った独自のカリキュラムをご用意!
ひとりひとりのニーズに合わせた学習提案をしながら、イベントを活用し学内の交友関係も深めていきます。農業体験やさまざまな催しを通じて自然に触れ、体を動かすことにより団結力や人間関係も築いていきます。

JAXA 定期訪問

提携農園にて農業体験