「不登校新聞」という不登校専門の新聞があるのをご存知ですか?
不登校、ひきこもりに関するニュース、学校外の居場所情報、相談先などの情報が掲載されています。

その中で最も読まれているのがインタビュー記事だといいます。
不登校・ひきこもりの当事者・経験者が、会いたい人に本当に聞きたいことをインタビューするという企画で、その記事の中から20名のインタビューをまとめて1冊の本になったのが『学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント』です。

学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント

樹木希林、荒木飛呂彦、西原理恵子、リリー・フランキー、辻村深月、羽生善治・・・
職業も経歴もそれぞれ違う著名人が、さまざまな問いに向かって真摯に自分の思いを語っています。
その言葉は、世代を超えて、読む人の心に迫ってきます。

学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント

「今日は生きている気がした」
これは、子ども若者編集部の一人が、取材後にもらした一言だそうです。
取材という真剣なやり取りがあったからこそ出た言葉。
そんな真剣なぶつかり合いの”熱”が詰まった1冊です。

学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント

あとがきの中で、不登校新聞の編集長 石井志昴(いしい・しこう)さんは書いています。
”もしも本書を、学校へ行けない、行かない方が読んでいましたら、どうか信じていただきたいことがあります。
それは、「学校の外」にも魅力的な世界や人が広がっているということです。”

学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント