戦後の文学史、思想史における最大の対立を初めて浮き彫りにする。
三島(大正14年生)と司馬(大正12年生)。二人は、それぞれのかたちで「美しい日本」を求めた。
「空っぽな日本」に嫌気がさした三島は、身を賭して「それ」を取り戻そうとし、司馬は長期連載『街道をゆく』などを通して「それ」を探った。
あらゆる意味で真逆な二人だったが、生涯の最期に、空虚な大国へ成長した戦後日本を憂えたのは同じだった。(カバー文より抜粋)
著者:松本 健一 (著)
発行所:新潮社
▼状態
2011年5月第4刷発行。カバーにスレ・細かいキズ、小口少ヨゴレ・少イタミ、全体に使用感がありますが本文中に目立ったイタミはなく概ね良好な状態です。帯付きです。(定価:1,200円+税)
商品番号:b1911073-42
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