江戸時代の中頃、名物評判記という情報誌が次から次へと出版された。
それはしかつめらしい学者先生から小説家、役者、遊女、町娘、さらに虫、魚、瓜にいたるまでありとあらゆるものを評判した。
著者はこの第一級の風俗資料によって、当時の流行の最先端と人々の旺盛な好奇心、活発な批評精神を明らかにし、江戸の面白さを縦横に描き出す。(カバー文より抜粋)
著者:中野 三敏 (著)
発行所:岩波書店
▼状態
1993年7月第1刷発行。天にヤケ・少シミ、少イタミがございます。本文中に目立ったイタミはなく概ね良好な状態です。帯付きです。(定価:1500円)
商品番号:b1911083-4
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