幼児教育の基本は、遊びを通して、
お子様の時間を有意義に展開する事にあります。
その遊びの中で、心身の調和と発達を促し、
自発的な活動を引き起こす原動力を生み出します。
そのためにも、早い時期からのスタートをおすすめいたします。
心身の調和と発達を促す
2006年12月、第61回国連総会で、障害者の権利に関する条約が採択され、障害のある子供もない子供も共に学ぶ仕組みの構築が検討されている(文部科学省2012)とあります。
幼児教育の基本は、遊びを通して、お子様の時間を有意義に展開する事にあります。その遊びの中で、心身の調和と発達を促し、自発的な活動を引き起こす原動力を生み出します。
TOSでは、お子様ひとりひとりの能力の可能性を引き出し、遊びを主体とした学習プログラムの展開で、お子様のやる気を育てます。
お子様によって、発達の遅れを感じたり、診断を受けたりする年齢はさまざまですが、言語学的にも、できるだけ早くコミュニケーション能力を伸ばすための指導を始めるのがよいと考えられています。
主に、応用行動分析(Applied Behavior Analysis:ABA)ABAは、学習心理学や行動心理学に基づいて生まれた、効果的に問題行動を減らし、新しいスキルを教える方法論の一つです。
発達にご心配のあるお子様だけに用いられるものではなく、乳児から成人にまで、幅広く用いることのできる方法です。
ABAだけではなく、ソーシャルスキルトレーニング、認知行動療法に基づいたプログラムを組んで、お子様ひとりひとりの成長に向き合います。
幼児期の出来るだけ早くから、取り組む指導によって、コミュニケーション能力や言語運用能力の向上など、必要な能力の向上が期待出来ます。
絵本・紙芝居・絵のカード
文章力、人の行為とコミュニケーションを統合した道具として考えます。
絵やイラストは、お子様の認知発達を促し、対人関係の基を作り、注意力を調整します。従って、関心が移りやすく集中できないお子様の訓練としても、楽しく学ぶことができます。
ASDのお子様の緊張を解く
全てを画用紙などに大きく絵や図にして、それを見せながら説明することで、話し言葉ではなかなか理解を示さないことを少しづつ理解できるようになります。
ASDのお子さんは、不安も大きく、人と話すときに、書いてあるものを一度視覚に写し、その映像が頭に入ってから説明された方が分かりやすく、緊張も少ないようです。
表現力や語彙に乏しいお子さんの場合も、画用紙に図や絵で表して話すと、より親しみを持って参加してくれます。
期待できる効果
コミュニケーション能力と言語運用能力の向上・自己主張や集団参加が含まれる社会性のスキル・行動マネージメントと学習態度の問題・創造的・想像的なプレイスキル・抽象的で創造的な思考・一般常識・集団の中でのトレーニングや職業訓練・感情のコントロール・組織化・構成化スキル・見通しを立てるスキル など。